イノベーションのジレンマ ~ニーズを超える改善は改悪~

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ハンディーカムで640×480くらいのサイズで撮った画像を
Webでアップしようと思ったところ、一番小さいサイズが1440×1080…

この時代、動画は家庭で再生するだけでなく、
Web上にアップする機会も増えてきたはずです。

そう考えると、最低でこの高解像度は逆に困るわけです…

撮った後の加工が大変で、サイズ縮小に時間がかかるわけですから…

才能が良くても使い勝手が悪いのはどうかと思います。

このように性能が需要を上回っている状態は、
まさにイノベーションのジレンマの典型的パターンです。
イノベーションのジレンマとは

今の日本の家電が海外に負けてしまっているのも、
ただ値段だけの問題ではないわけです。

それは、日本製は人が求めている性能を超えてしまい、
海外の性能が丁度良くなっているからです。

過剰品質で値段が上がり、操作が難しくなるよりも、
性能はそこそこ、値段が安くて操作も簡単であることを市場は求めているわけです。

とはいえ、作る側からすれば、他社との差別化を図るため、
高品質化がシンプルで取り組みやすい方法なわけです。

ですからこういった過剰品質の状況に陥ってしまうのです。

これはとても難しい問題だと思います。

それは、品質を向上させる以外の方法で、
抜本的なイノベーションを起こすことがとても難しいからです。

ジョブズさんのようなスペシャルな人がいる企業は別ですが、
そうでない場合は、既存の枠内での改善に留まってしまいます。

つまり、過剰品質であることは、実は企業は分かっていながらも、
もがき苦しんだ結果、差別化のためにそうなってしまっているという側面もあるはずです。

このように簡単にはできないから「ジレンマ」と言われるわけです。

ちなみに、今回のハンディーカムでやりたかったことは、
スマホで代用できそうです。

ですが、ハンディーカムにもWeb公開を意識した、
低解像度の録画も可能にして欲しいところです。
※すでに最新機種はそうなっているかも。

差別化に力を入れることにこだわり、結果としてニーズを超えてしまったら、
それは改善ではなく改悪になるのですから。



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この記事を書いた人

藤浦 隆雅ポテンシャライズ 代表 / 藤浦就活塾 塾長Twitter:@susaba360
採用・就活アドバイザー / ポテンシャライザー(潜在能力を引き出す人)
愛知県を中心に、学生の生きがい就職の支援、人が笑顔になれる職場づくりの支援、人が資質を活かし伸ばせる社会づくりの支援に取り組んでいる。

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